今回は子どものジブン歯磨きに使える動画と共に
日頃の子どもの健診で出る疑問、
お母さん👩お父さん👨からの質問への
回答をシェアします😃
本当に歯磨きしてる?
フッ素塗布や定期健診に来てくださる患児や
ご両親に聞いてみると
夜は子どもに自分で歯磨きをさせられていない😞
実は自分もあんまり磨けていないかも…
と、話してくださる方が結構な数います。
などなど…
確かに。
『そりゃそうだよね』と納得の理由ばかり。
でも自分で磨く習慣は付けて欲しいし、
上手になって欲しい❗️とは思う。
なので、自分で磨くための3分を動画にしました。
YouTubeに公開しています🎥コチラ↓
【子どもの自分磨き3分用❗️一緒に磨いてピカピカ✨】
YouTube kidsの登録なので、
途中広告なしで見られます📱
一緒に歯ブラシを動かして3分で全部磨いて
仕上げはポイントを絞って、フロス中心にできるといいですね。
歯磨きは簡単!?イエテボリ・テクニック
むし歯予防先進国🇸🇪スウェーデンの有名大学
イエテボリ大学が1995年に発表したイエテボリ・テクニックが
簡単‼️と一時話題になりました。
✅対象年齢は12歳以上
✅1日2回2㎝の歯磨剤全体に
広げて2分間ブラッシング
✅うがいは泡を吐き出さず、10ml
(ペットボトルのキャップ1杯)の水で30秒
✅その後2時間は飲食しない
たったこれだけ??と思いますが、
やってみると。
2㎝って意外と多い。
2分間ってちょっと、ペッてしたい。
正直、子どもにはシンドイ😩
だから、子どもには仕上げもするけど、
3分は歯磨きして欲しい❗️
大人にも、して欲しい。
12歳以下は年齢別の歯磨剤使用量が異なります。
目安量は↓
歯磨剤の量ってどのくらい? 歯磨剤のアナフィラキシー問題
2023年、LIONの人気ライン『チェックアップ』で
アナフィラキシーの症例が報告されました。
チェックアップコドモAとの因果関係は
明らかではありませんが、
取り扱いのある医院も多い商品
ではないでしょうか?
→詳しくはコチラ
2023年1月にはフッ素配合歯磨剤のフッ素濃度を
世界基準に近づける基準を4学会か共同で発表したばかりです。
詳しくは↓
過去記事:【2023年アップデート!フッ化物配合歯磨剤の使用法】
基準の量はあくまで目安ですが、
濃度や使用量が少なすぎては効果は期待できない。
医院として、どのように対応していくのか。
もし、ご家庭でアナフィラキシーが発現してしまったら、どのように対処するか?
など、今後も歯科医師、歯科衛生士とご家族がお話しする機会や質問される場面もあるでしょう。
その際対応に困らないよう、医院での対応を検討しておけると良いですね。
筆者の勤める医院では、
『どんな薬剤にもベネフィットとリスクがあり、副作用やアレルギーが出る可能性があります。』
とお伝えします。
その上でむし歯予防に有効なものをご家庭で継続いただけるように、
できる事を一緒に考えていく、という姿勢をとっています。
まとめ
むし歯なんか経験せず、
キレイな歯のまま育って欲しい!
子どもにむし歯が出来て、
自分を責めてしまうお母さん、お父さんを減らしたい!
そんな思いでシェアしました。
日々の臨床のお役に立てたら嬉しいです😃
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