【基本をおさらい】
歯のホワイトニング
なぜ白くなる?

OHI

ホワイトニングで歯が白くなる作用、
説明できますか?
オフィスホーム
勧める人どうやって見分けますか?

今回は今さら聞けない
ホワイトニングの基本から
おさらいしていきましょう❗️

ホワイトニングの基本

ホワイトニングとは?
日本歯科審美学会によれば、

歯のホワイトニングは
広義では歯に沈着した汚れや着色を除去するいわゆるクリーニングなども含めた、歯を白くする処置の総称ですが、
狭義には歯の漂白(ブリーチ)のみを意味します。

日本歯科審美学会HPより

と、なっています。
いわゆるPMTCやコーティングも
広い意味では
『ホワイトニング』に含まれます✨

ホワイトニングの種類

ここからは
ホワイトニング=ブリーチング
として解説していきます🤗

ブリーチング

ブリーチングとは、
薬剤によって歯自体の色を脱色すること。
以下の手法が歯科医院では用いられます。

ホワイトニングの原理

ホワイトニングの有効成分は
【過酸化水素】です。
ホームホワイトニングの『過酸化尿素』は
1/3が過酸化水素です。


有効成分は同じですが、
濃度と時間によって作用する深さが異なります。
まずホームホワイトニングの
白くなる原理を見ていきましょう🦷✨

ホームホワイトニングの原理

続いてオフィスホワイトニングの原理です。

オフィスホワイトニングは歯の表面に作用する

ここでできた凹凸に光が乱反射することで、
象牙質の黄色が見えづらくなり、
歯が白く見えます✨


ホワイトニングが作用する深さは
オフィスはエナメル質表面、
ホームは象牙質表層まで。
そのため、白さを実感するまでの
時間に差が出ます。

即効性はオフィス
白さを求めるなら、ホームをお勧めします⏳

ホワイトニングの注意事項

オフィス・ホーム共にホワイトニングを
行う上での注意事項があります⚠️
特に注意が必要な
無カタラーゼ症
聞いたことありますか?

簡単にパッチテストで見分けることができます✨

世界的にも稀な遺伝性疾患とされていますが、
日本では多くの研究がされています。

無カタラーゼ症の人は過酸化水素を代謝することができません。
最悪歯肉壊死を起こしてしまう場合があります。
必ず事前に確認しましょう☝️

そのほかの禁忌・注意事項は👇

オフィスとホームどっちがいいの?

臨床では患者さんからよく聞かれます。
『どっちのホワイトニングがいいですか?』

どちらがその方に満足していただけるかは、
事前の問診での聞き取りで決まります。

以上の項目を判断材料にして提案しましょう。
患者さんとYES・NO形式で考えても良いでしょう🦷

まとめ

脱マスクで話題になる機会が増えてきたホワイトニング✨
自分で提案する自信をつけていきたいですね😍

自費診療になるホワイトニング、
自信を持って勧めらるようにしたいですね⭐️

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