発酵性糖質と還元糖
最近、『う蝕原因は発酵性糖質❗️』
と言われるようになってきました👀
この発酵性糖質ってどんなもの?
還元糖はう蝕の原因になるのか?
を今回はシェアします😀
発酵性糖質ってナニ?
【発酵性糖質】
最近のカリオロジーではこの呼び名が一般的になってきました。
これらの総称です。
⭐️発酵性糖質=う蝕誘発性成分 デス
1つずつ例を挙げてみましょう。
発酵性糖質の種類
✅ショ糖(スクロース)
砂糖。むし歯対策と言えば❗️と昔から言われていたヤツ。
✅麦芽糖(マルトース)
デンプンを分解いて作る糖。
✅ブドウ糖(グルコース)
脳の唯一の栄養源。血糖として体内を循環いる。
✅果糖(フルクトース)
果物に含まれる糖。加工しやすい。
✅オリゴ糖
腸内環境を整える効果がある。
✅調理したデンプン
熱と水を加えたデンプン。
う蝕リスクの高さは
ショ糖>麦芽糖>果糖、ブドウ糖>乳糖・オリゴ糖>調理デンプン
と言われています。
還元麦芽糖水飴って虫歯になる?
う蝕の原因にはなりません
還元麦芽糖水飴は糖アルコールの分類になります。
e-ヘルスネット(厚生労働省)参考ページはこちら
糖アルコールは、
キシリトールが分類されているもので
ソルビトールやマルチトールも
糖アルコールに含まれています。
糖アルコールの利点は
う蝕原因菌のエサにならない❗️
私自身も日常でOHIで
キシリトールガムの活用をしていますが、
注意したい⚠️ポイントがあります。
キシリトールガムの落とし穴
1、キシリトール50%以上の商品を進める
キシリトール含有ならなんでも良い⭕️と言うわけではありません。
効果が実証されているものはキシリトール50%以上のものです。
キシリトール含有率50%以上のガムを5〜10g / 日
を続けることでう蝕リスクが下がった、という報告があります。厚生労働省公式e-ヘルスネット
2、噛みすぎ注意
顎関節症やTCH (歯を接触察せてしまう癖 )を訴える方が、臨床現場では増えているように感じます。
口腔内だけでなく、偏頭痛、肩こりなどの不調につながることもあります。
無意識に『噛む』ことが噛み締める、TCHのキッカケにならないよう時間やタイミングの合わせて
アドバイスできると良いですね。
3、お腹の調子
キシリトールは植物由来の自然代用甘味料ですが、一度に多量に摂取すると消化できず、下痢を起こします。
摂取量の目安は↓
3〜4回に分けて摂ることが望ましいです。
小児は0.5〜1g / 日
成人は5〜10g / 日
毎食後噛む時間を決めて噛む、など具体的にお話しできると日常に取り入れて頂きやすいですね🦷
まとめ
糖質は人間にとって、なくてはならない栄養素です🍚
適切に毎日摂ることが大切で、
『甘いものはダメ🙅♀️‼️』
となってしまわないようにお伝えしたいですね✨
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